<Weekly Andy>時代を超える

いよいよ年越しまでカウントダウンですね!でも“年を越す”って、簡単には言いますが不思議なことだなと思います。だってたった1秒前と後とで、違う年になってしまうのだから。

なんて言っている私はもうそれなりたくさんの年を越えてきてしまったわけですが、Enzoには更にもっといくつもの年を見つめてきた物があります。それは店頭にある「Leica M3」。

さかのぼること、1954年。今日のM型の原型である「Leica M3」が誕生しました。Enzoにある物はシリアルナンバー「700414」。1台目に作られた物が「700001」なので、なんと世界で414番目に作られた最初期のロットのもの。試行錯誤のなかで生まれた初期の「M3」は、貴重なものとされています。

ちなみに1954年は昭和で言うと29年、今から64年前。日本の街には路面電車が走り、人々は、この頃はまだ憧れの家電製品だったテレビを、街頭でみんなで眺めているような時代。簡単に言うと、映画「三丁目の夕日」の頃のことです(あの映画は昭和30年が舞台だそう)。

その頃に製造されたこの「M3」、じっと世界を見つめ続け、手にしたオーナー達と様々な物語を紡いできたに違いありません。今は縁あってこちらで2019年を迎えようとしているのですが、年を越すどころではなくまさに“時代を超える”長い長い旅の途中のこのライカは、この先どんなストーリーを展開していくのでしょうか?そういった物語のバトンというロマンを持つことも、ビンテージカメラの愉しみと言えるでしょう。

また来年も、様々なプロダクトとそれにまつわる物語を皆様の元へお届けしたいと願う、Enzoショップです。どうぞ皆様良いお年をお迎えくださいませ!また来年も宜しくお願い申し上げます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です