ROLEX GMT-MASTER歴代モデル解説-世界で最も有名なトラベルウォッチの謎解き via HODINKEE

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ここのところ、ENZO SHOPに何故かGMT-MASTRが結構入荷してて。そのタイミングで、HODINKEEのGMTマスターに関するムービーがHODINKEE JPによって日本語字幕が公開されました。

今回は、その興味深いムービーを紹介するとともに、GMTマスターの歴史の一部を皆さんに楽しんで頂ければと思いUPさせて頂きました。

GMT-MASTERはRef.6542からスタートする訳ですが、アメリカにおいて当時ベークライトのベゼルに含まれるラジウムによってロレックスが訴訟を起こされた、なんてエピソードもムービー中に含まれています。
僕が、興味深く思ったのは、当時一番のロレックスの販売先であったであろうアメリカがたったの605本しか輸入していなかったという事。つまり、ロレックスのスポーツモデルは当時そんなに製造されていなかったと推測されます。
「ロレックス=いっぱい作ってるでしょ」みたいな図式が、ヴィンテージに限っては崩れるわけです。
特に金無垢のGMTなんかは殆どオーダーに近いくらいの本数しか無かったのではと思うくらい。

GMT-MASTER Ref.1675/8 Enamel dial

このエナメルダイヤルは、リューズガードがついて直ぐに入りました。バトンハンドからメルセデスハンドに変わって直ぐです。僅か1年弱。100本も現存していないだろうな、多分。リューズガード無しやガード付きのバトンハンドは見ますが、エナメルは本当に見ないなぁ。

まだまだ、書きたい事はいっぱいあるんですが、皆さん、ムービーをお楽しみください。

ENZO/ NAKAI