展覧会の準備をしています

こんにちは、「Weekly Andy」Vol.4です!何度かにわたりお伝えをしている、エリオット・アーウィット氏“LIVING”。展覧会の準備が着々と進んでいます。今回テーマはタイトル通り“リビング”。リビング…「リビングルームの略」「現存の」「活発な」などいくつかの意味がありますが、リビングルームといえば生活の起点になるくつろぎの場所。だからまず会場にやってきたのは、チャーミングな数脚のイス達。スタンディングでもお掛けになっても、お越しの際はお好きなスタイルでお楽しみください。

さてそんな、“家”や“人”感を連想する今回展示テーマによく合う写真が「USA.1953.New York City.」。

©Magnum Photos / Elliott Erwitt

 

どうです?この愛情の可視化というかなんというか…。なんだか涙が出てしまいそう。写っているのは、アーウィットさんの奥様、お子さん、そして猫、と彼の愛する家族達です。こういった“愛情のやりとり”は世界中いろいろなところで、今この瞬間もものすごい数行われていると思うのですが、それをこんなにもぴったりとおさめてある写真はなかなかそうそう無いのではないでしょうか。今日初めてオリジナル・プリントを見ましたが、静かで暖かい室内(多分)、肌の感じややわらかな眼差しが、想像していた以上に心にグッとくる(語彙力…)1枚です。

作品としての写真には、写真家のサインと、「この写真は世界に何枚あるうちの○枚目ですよ」とお知らせするエディション番号が振ってありますが、こちらの写真に関してはなんと、エリオット氏に加えて、写真に写っている奥様、お子さんのサインも入っている物があり、今回Gallery Enzoにお目見え予定。さすがに猫さんのサインは入っていませんが、こういったレアなものは写真により深みをもたらしますね。

ところでリビングという言葉には、「生きている」という意味もあります。まさに生きた瞬間を撮っているアーウィットさんの写真。Gallery Enzoに次々到着してきています。さて、展示方法どうしようかな?皆さまに見ていただきやすいよう、ああでもないこうでもないと、今まさにスタッフ皆で試行錯誤中。どうぞお楽しみに!

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