ライカバヨネットマウントでM5と同時期に露出計を搭載し発表されたのが、このCLというコンパクト付フィルムカメラです。まだM4が現役で絶頂期にライカはいち早く露出計内蔵モデルをM5とCLで発表したわけです。M5は重くてデカイ弁当箱のようだし、CLは小さくてチープな感じ。
いずれも一長一短はあるものの、そのキャラクターで後々ジワジワと人気が出てきたモデルです。
今回のCLはライカ製のLeitz刻印のみのタイプ。ミノルタだとLeitzMINOLTAと刻印されており、何故かライカのファンの方々は、この後述のモデルを嫌います。
レンズは標準のロッコール40mmではなく、28mmを今回セットでお付けしています。28mmにしては、凄くコンパクトで扱いやすく描写も落ち着いた色味でオールドレンズっぽい感じが好感持てます。特に夕方や階調の表現が得意なレンズだと思います。今お持ちのM型にもそのままレンズだけお使い頂けますし、その逆で今お持ちのレンズをCLにつけてお散歩カメラとしても活躍すると思います。
コンディションですが、ボディーは傷やスレ等最小限で非常に綺麗です。特にCLはトッププレートが柔らかいので、押されていたり当たって凹んでいるものが非常に多いですが、こちらは皆無で綺麗です。
露出計もほぼ正確に作動しますので、即戦力になります。
何より軽いのが良いです。デジタルとこのCLを2台持ちして外出もアリですね。
レンズは、これは外観もレンズ自体もいう事なしです。フードに若干のスレが見られる程度です。
写りも前述の通り、オールドレンズの良さを併せ持つ広角(28mm)です。
是非、フィルムを始めたい方、サブカメラをお探しの方には、お勧めのセットです。