極めて珍しいデイトナが入荷。”デイトナ”と名前が付いたのは、リファレンス6238から6239に移行してからで、タキメーターベゼルになったり文字盤が変わり、現在のデイトナに至ります。一番最初の6239デイトナには、正確にいうとDAYTONAの表記は無く、実質DAYTONA表記の文字盤はこちらが最初です。12時側に小さく間を空けて控えめにDAYTONAのシルバーで入ります。入ってないシルバーバーのモデルは通称ルマンと呼ばれ、こちらも希少です。
そして、この時計の一番の特徴とも言える、ダイヤル6時位置の -T SWISS T- 表記の下にもう一つSWISSの文字が入っていいます。所謂ダブルスイスですね。
針は、時針がかなり長く、そしてスモールセコンド9時位置の秒針が極端に細いこともオリジナルの特徴です。中々針がしっかり揃っている個体も少ないです。
そしてプッシャーは短いショートタイプのものがオリジナルでついています。こちらも、よく交換されていて長いものに変わっている個体が殆どです。
ケースは、初期のコロッとした感じ見えるシェイプで、リューズの部分が膨らんでいないナローにラウンドしたケースです。これも初期のケースの特徴です。
と、これだけ珍しいだけに、世界のオークションには、コレクターズアイテムとして”ルマン”や”ポールニューマン”と共にコレクターズアイテムとして出品されることも多く、高額で取引されています。
コレクションに加えるには最適な一本かと思います。