![](https://i0.wp.com/www.enzo-shop.com/wp-content/uploads/2022/10/L1200071.jpg?resize=1020%2C765&ssl=1)
今回ご紹介するパテックは実は大変希少なコレクションピースです。えっ、ただの3940では、、、と思った方も多い筈。3940ではなくて「3941」です。
1980年代にパテックの最高傑作とも言える自動巻(マイクロローター)の永久カレンダームーブメント240-Qを搭載して誕生します。薄いケースにこの永久カレンダーのムーブメントを搭載した、とてもエレガントで品のある時計です。3940という品番で登場する訳ですが、この後しばらくして「3941」というバックスケルトンのモデルが登場します。それが、今回のこの1本です。
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![](https://i0.wp.com/www.enzo-shop.com/wp-content/uploads/2022/10/ScanCube-8315-コピー-1.jpg?resize=717%2C800&ssl=1)
スケルトンバックです。実はこのモデル(Ref.3941)がパテック初のスケルトンバックモデルにして、パテック前CEOで名誉会長フィリップ・スターン氏が愛用している時計です。意外と知られていない事実です。
![](https://i0.wp.com/www.enzo-shop.com/wp-content/uploads/2022/10/Philippe-Stern-1_670.jpg?resize=840%2C597&ssl=1)
また、3941には幾つかの特徴があります。その一つ、ケース内側のサイドに品番とシリアルの刻印があります。
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この画像はパテックフィリップジャパンでアーカイブ申請の為に撮影して頂きました。一般的にはケースバックに刻印があるのですが、なんせ一番最初のスケルトンバックのモデルの為、刻印の位置を色々と試行錯誤したのではないかと想像できます。これには、パテックジャパンの技術スタッフの方も驚いていました。
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![](https://i0.wp.com/www.enzo-shop.com/wp-content/uploads/2022/10/L1200069.jpg?resize=1020%2C765&ssl=1)
そのままオーバーホールをパテックジャパンで行って頂き、こちらでパテックスイス本社にアーカイブ申請を行いました。
オーバーホールから戻ってきた3941Jはパックのまま未開封(箱も)となっております。
もちろん販売いたしますので、気になった方はお気軽にお電話・メールにてお問合せくださいませ。
意外と知られていない、パテックのレアピースのご紹介でした。
ENZO /NAKAI